リップルコイン(XRP)
<目次>
リップルコインの概要
アメリカのリップル社が開発したリップルコインは、代表的なアルトコインの1つです。
運用開始が2005年なので、2009年に運用を開始したビットコインよりも歴史は古い仮想通貨ですが、その後、ビットコインが世界的に注目されたため、アルトコインと呼ばれるようになりました。
ブリッジ通貨としての特徴を持ち、国際送金や決済に強みを発揮します。
リップルコインの特徴
リップルコインの特徴について説明します。
低コストで国際送金が可能
海外へ送金するときの手数料は数千円かかることもあります。
リップルの送金システムはシンプルでスピーディーなため、送金コストを低く抑えることができます。
送金時に両替をする必要がない
リップルコインはブリッジ通貨として、2つの通貨の橋渡し役を引き受けています。
そのため送金するときに現地通貨に両替する必要はありません。
送金スピードが早い
銀行を利用して海外へ送金するのに数日間かかることもありますが、リップルで送金すると約5秒で送金が完了します。
分散型台帳管理システム
中央集権型システムにより、リップルコインの運用、管理は全てリップル社が行っています。
1000億枚が既に発行されている
仮想通貨はマイニングによって、時間の経過とともに流通量が増えていくものが多いですが、リップルコインは2005年の運用開始時に、1000億枚を発行し、その後発行は行っていません。
発行通貨の多くを創業者とリップル社で保有しています。
リップルコインの購入方法
リップルコインを購入するまでの流れを説明します。
01 取引所を選ぶ
リップルの取り扱いをしている取引所を選びます。
日本の取引所でリップルを扱っているのは、bitFlyer(ビットフライヤー)・GMOコイン・DMM Bitcoin.・GMOコイン・TAOTAO(タオタオ)などがあります。
02 アカウントの登録
口座を開設するため、取引所にアカウントを登録します。
登録時に必要なのはメールアドレスのみです。
アカウント登録の画面で、メールアドレスとパスワードを設定したら、登録したメールアドレスに確認のメールが届きます。
メールに記載されたリンクをクリックすると登録完了となります。
03 電話番号認証
アカウントを登録後、口座開設の手続きを行います。電話番号を入力すると、SMSで暗証番号が届きますので、それを手続き画面に入力することで電話番号認証が完了します。
04 本人確認を行う
口座開設時に本人確認が必要になります。
免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、本人の顔写真が掲載されている公的証明証をアップロードします。
取引所によっては、身分証明と本人の顔を一緒に撮影した画像が必要になることもあります。
05 口座の本登録
WEB上での登録完了後、2~3日で自宅にハガキや封書などが簡易書留で送られてくるので、郵送物を受け取ったことを取引所側が確認した時点で口座を利用できるようになります。
06 日本円を入金する
リップル購入用の日本円を入金します。入金方法は取引所によって多少違いはありますが、ネットバンク入金、口座振り込み、コンビニ支払いなどが用意されています。
07 アプリかWEB画面でリップルコインを購入する
入金後、アプリやWEBの購入画面を開き、リップルコインを選択し、購入する枚数を入力します。